篤姫 第４話

お家騒動の末、藩主となった斉彬が薩摩にやってきましたね。

でも…
忠教の藩主就任を画策した一派への御咎めもなく、まずは米価の改革を行いました。民のための政治…素晴らしいですね、またまた今の政治家に聞かせたい言葉、風刺ドラマかと思っちゃいましたね。

しかしながら、逆に大久保らにも何の赦しもないことに西郷どんたちは苛立ちます。於一や尚五郎は、斉彬の側近を務める小松清猷とその妹のお近を訪ね、斉彬の真意を問い質しますが、清猷は一切答えようとせず、『斉彬を信じることが忠義の道』と諭す。でも於一はどうしても納得できない様子…。

そんな時に斉彬は島津家の分家をみな城に招き、一人ひとりに対面したいと急に言い出します。忠剛は斉彬に失礼があってはならないと、於一に挨拶の稽古をつけます。
このやりとりがとにかく面白かった（笑）。長塚京三さんの女言葉も面白かったですし、『父に嘘をついてはならぬと育てられました』という切り返しも於一の機転の良さですね。

そして斉彬との面談…於一は何と斎彬に大久保たちの赦免が無いこととお由羅騒動の決着がついていないことを咎めます。
そんな於一に斎彬は…

『力には力では…憎しみが憎しみを生み、さらなる憎しみを産む。刃を突き出せばまた別の刃突き出される。今は心をひとつにして薩摩をまとめる時である。わしを信じられぬなら薩摩を出て行くべし…』と、さすが素晴らしい大名ですね。

そして斎彬は大久保たちを赦しながら、於一に再び会いたいと思っている様子。その意図は…。

いよいよ来週こそ動きがありそうですね。