DVD『闇の子供たち』

GWに観たDVDシリーズ第５弾は…












映画『闇の子供たち』です。この映画は絶対に観たかったのですが、上映される映画館も少なく（近くになかった）DVDを待ってました。
実際にはGW中はずっと全てレンタル中でGW明けに観ました。

この映画はとにかくショッキングでした…ここまで映像化するとは…。
昔から東南アジアと日本…売春とかいろんな話がありましたが…観るもおぞましい映像が飛び込んできます。子供達の人身売買、エイズ、そして臓器売買…これが必ずしもフィクションでは無いという所に驚きます。

劇中に登場してくる宮崎あおいさんが演じるNGOの女性…自分がその立場だったらやはり憤り、取り乱し…感情で動いちゃうだろうなぁと思います。

特に外国での臓器移植ができなくなる可能性があり、臓器移植を待つ子供と提供する子供の命が実際、日本国内でも問題になっていますが、劇中の彼女と心臓病の子を持つ母親の激論は本当にどうすべきなのか？非常に重い問題だと思いました。

ただ少なくても劇中のような麻酔で眠らせて心臓を取るなんて行為、そして子供を性の奴隷のように扱い、エイズになるとゴミのように捨てるような世界が存在して日本人も加担しているであろうことを思うとやりきれなくなります。

かなりショッキングなので子供には見せられない映画だと思いますが、日本の大人には一人でも多くの人に観てもらいたい映画ですね。

★公式HP