風林火山 第５０話

いよいよ最終回、信繁、諸角を失い動揺する武田軍ですが…

何とか持ちこたえつつ援軍を待ちます。でも両名を失った時の信玄の心を思うと相当辛かったでしょうね。

そして勘助が出陣します。義信が自分が行くと言ってきたのは意外でしたが、それを諌める勘助。そして上杉勢の下へ。
鼓舞する勘助に伝兵衛も死んじゃうのかっ！と一瞬危惧しました。

その勘助に兵を引くように叫ぶ宇佐見に切りかかる勘助…

そして登場Gackt政虎（謙信）、白馬に乗って悠然と駆る姿はカッコイイっ！このために彼を選んだと言ってもいいでしょうね。
素晴らしい綱裁きで一直線に信玄の下へ…

　

　

そして３太刀交え（信玄は軍配ですけど）、７つの太刀跡を残します。亀治郎信玄までカッコよく見えました。

その謙信を見つけて追いかけていた勘助もついに傷つきます。いよいよ最後かと思った時に登場したのは平蔵。

でもここで何と真田軍がっ！平蔵も矢で射られて倒れます。

真田の旗を見たときの勘助は嬉しかったのでしょうね。それを確認したときに首を討たれました。

戦も収束し、信繁、諸角の首を見て回想する信玄、思わず涙ですね。
そして勘助の首も戻ってきます。

笑っている…

　

武田軍の勝利を確信できたからなんでしょうね。どんな最期を描くのかと思いましたが上手いまとめ方でした。伝兵衛も生きてたし。

意外にも生きていたのは平蔵、ようやく目が覚めた感がありました。彼が生き延びたのはある意味サプライズでした。（ガンダムのシャアになりきれなかったジェリド・メサみたいな感じでした（ジェリドは戦死しますけど））。

今年の大河もこれで終わりですね。１年間ありがとうございました。
来年は苦手な江戸時代のしかも苦手な大奥絡み…ですけど、宮崎あおいさんが出ているので見ると思います（笑）。
来年も宜しくお願いします。

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風林火山 第４９話

前回、地味な形で始まった川中島の戦い…老婆おふくの言葉ですっかり血気盛んになった勘助…

　

　

しかしながらその情報は宇佐見の下にもっ！？卑しい老婆はその情報を売っていた…

もし勘助が孔明並の軍師だったら戦が終るまで囲っていただろうなぁとか、曹操だったら間違いなく殺しているなぁとか独りで想像してしまいました。

　

さらに海津城に飯炊きの煙が上がるのを見たGackt政虎（謙信）は奇襲攻撃を確信します。←まさに三国志のよう
結局、勘助の策、二手に分かれて裏から奇襲をかけてあぶり出た所を襲う『啄木鳥戦法』もすでに無意味なものに…

でもそんなことを知らない勘助、相木、真田は昔を懐かしんで最後の晩餐に興じていました。

そしてもう一組…兄信玄と弟信繁の二人…、ここで弟信繁の死が近いことを感じてしまいましたね。

そしていよいよ出陣、真田や高坂は妻女山へ。

朝になり、霧が晴れて…

武田軍の前には車懸かりの陣で迫る上杉軍の姿…

落胆する勘助…

叱咤する信玄…もはやこれまで…か？？？

　

その時、信玄の前に進み出たのは信繁、時をかせぐために上杉軍に切り込むことを決意しての進言…

…そして切り込む信繁と重臣諸角は上杉軍に討ち取られました…無念。

今回は板垣の死以来の涙なくしては見られない回でした。

次回もきっと…。

（写真は湯島天神の菊祭りより）

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風林火山 第４８話

いよいよ川中島…

Gackt政虎が川中島に攻めてきました。

そして武田軍も進軍します。出発の時…やはり変わらぬリツの気持ちを背に勘助も出発します。

そして勘助は進軍の途中で諏訪へ立ち寄ります。そこには四郎勝頼が元服していました。初陣に逸る勝頼ですが、勘助は諏訪の守備につくことを命じます。何故か由布姫の亡霊（いや幽霊）まで登場？？？

さあ川中島に着いたGackt政虎、何と海津城には攻めずに敵地深くの妻女山まで攻め入ると号令します。『弱いものいじめはしない』みたいなこと言ってましたね。さすが謙信ですが、実際は武田軍を動かすための賭けだったんですね。

でもそれに気付いていた勘助は討って出ないように進言します。対峙する両軍。

そんな中、あの原虎胤が生きていた？？？ということで勘助は原美濃の所へ。そこには『おふく』なる老婆が？？？どうやらこの方がキーパソンのようですけど、彼女の登場のために原美濃は行方不明になったんですね（笑）。

そしていよいよ次回が山場のようです。

ストーリーとしてはつなぎの回でした。

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風林火山 第４７話

前回、馬上を降りなかった成田長泰（←古来下馬せずに挨拶すること許された名門出身）をＧａｃｋｔ政虎が物凄い形相で打ち据えて終りましたが…

怒った成田は人質となっていた妻・伊勢（井川遥）を残し兵を引き上げてしまいます。

そして残された成田の妻・伊勢に罵られるＧａｃｋｔ政虎。お陰でようやく目が覚めます。←よかったよかった。

しかしながら長期化した小田原包囲で関東の武将が逃げ出してしまい、時を同じくして武田軍が動き出した（割ヶ嶽城攻め）ことで政虎は退却を決意します。さすが難攻不落の小田原城です。

武田の割ヶ嶽城攻めは見事勝利に終わり、その活躍によってあの伝兵衛が論功を受けます。これは葉月の手柄ですが、気付いていたのは勘助と真田だけかな？？？葉月と伝兵衛はもういい感じですね。

そして先週微妙な発言をしていた勘助は高坂弾正に養女リツを会わせます。でも勘助が死ぬまでは勘助の傍でというリツ…健気ですね。そして『それでは亡くなった暁には？？？』という弾正（笑）。まさか弾正が後ろから…と良からぬことを想像させるセリフでした（笑）。

そしてついに決戦の時…上杉軍一万八千は信濃川中島を目指し挙兵しました。そして武田軍も決戦に向けて動き出します。

最後に平蔵の出発は何か重い感じを抱いたのは私だけでしょうか？？？嫌な予感がします。

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風林火山 第４６話

さあ今週からまた仕切りなおし、ついにＧａｃｋｔ景虎が関東・北条へ攻め込みます。

そんな中、ついに四郎勝頼が元服します。そして勘助は来る景虎との戦いに備えて海津城城を建設します。

そこでの美男子高坂弾正とのやりとり…確かに弾正のいうことはごもっとも、もし上杉謙信が私欲に身を任せる人間だったら…と思うと信長よりも凄かったかもしれないですね…ｺﾜｯ。

そしてその会話の中で、弾正すでに３４歳…さらに勘助、まさかリツを…ってニュアンスでしたね。

　

（小田原城）

話は越後方に戻って、久々長野家登場っ！そして成田長泰…何とＧａｃｋｔ景虎が『成田の妻と一緒に小田原へ行く』なんて言った日にはもう風林火山も終ったかと思いましたが、アナウンスで人質の策と知って一安心。

　

（鶴岡八幡宮）

そして難攻不落の小田原城を囲んでいる最中に鶴岡八幡宮で、上杉政虎となり、正式に関東管領になりました。そんな中での成田との出来事、どうなるんでしょうね？？？

余談ですが、伝兵衛…羨ましいカットがっ！そしてついに告白…誤魔化されましたが、男らしかったですね、『１度しか言わない』かぁ～。平蔵よりも気になるこの二人です。

　※２０日の夜から２４日夜まで外出のため、ＴＢのオープンは２０日２０時頃までになりますのでご了承下さい。その後いただいたＴＢは２４日にオープンになります。

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風林火山 第４５話

先週の信玄暗殺未遂の後、幽閉されていた寅王丸が今川家へ向けて脱走を試みたことで今川家の謀略ということがより明らかになった今回。

そんな中、ついに今川義元は上洛を決意して織田家の尾張へ攻め込みます。

事前に織田の動きを察知した勘助（史実とはかなり違いますけど…）は今川義元・寿桂尼に会いに駿河へ行きます。そこで、あえて桶狭間から進軍するように義元へけしかけます。

そして義元の本陣は桶狭間へ…そして織田家の攻撃を受けるのですが…いつの間にか（笑）討たれた義元の亡骸に涙する寿桂尼でした…。

…ってあの天下の桶狭間がこんな描き方なんて信じられない…。
誰が主役の大河ドラマでも、信長の前夜からの動き（敦盛を踊ったり、平手を祀った神社をお参りしたり…）、最悪でも少人数で奇襲する場面と今川義元が討ち取られる場面は見せ場なのでしっかり描いていたのに…正直、最悪でした。

ただ、先週の流れでまさか信長に進言に行くんじゃなかろうなとは思っていたのでそこは救われましたけど（笑）。信長一世一代の大勝負を勘助が簡単にさらう展開は信長ファンには納得がいかず、どう思っても行き過ぎかと思いますね。

もういい加減、歴史的な事実に乗っ取って描いて欲しいものです。歴史考察で名を連ねている方々はこんなんでいいのだろうか？？？
ただ、今川の上洛＝天下取りを信玄もよくは思っていなかっただろうなとは思いますけど。

今回は書けば書くほど不満が出るのでここまで。

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風林火山 第４４話

宇佐美の調略の駒と化してしまった平蔵。今川家へ向かいます。

すると宇佐美の読み通りに面会した寿桂尼は、諏訪家の遺児・寅王丸のよる武田信玄暗殺に乗ります。あぁ大原雪斎がいれば…って感じです。甲斐乗っ取りという浅はかな野望に火がついてしまった…。

寿桂尼にまで乗せられる寅王丸は信玄の下へ。そして着いていった平蔵は勘助に囚われてしまいます。やっぱり平蔵ピンチ～っと思ったら、全てを悟った勘助は信玄の下へ向かいます。

そして寅王丸が暗殺を決行しようとしたら…案の定バレてました。でも妹の子でもある寅王丸ですから、殺さずに諭そうとします。

ここへ登場したのが、信玄に反発ばかりしている息子の義信。寅王丸の気持ちを煽り、あわや刺されるかっ！というところで母の侍中・萩乃が身代わりに。せっかく信玄を許した寅王丸だったのに…。

家へ戻った勘助、でも平蔵は案の定逃げ延びた後…とりあえず殺されずに済んでよかった。

そして何故かこの出来事が来週の大きな事件のきっかけに？？？『大河ドラマはフィクションであり…』ってここまで来たら誰でもわかると思うけど、子供達には謝って覚えて欲しくないストーリーになりそうですね。

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風林火山 第４３話

前回最後は私が勘違いしてしまったリツとの養女縁組…勘助は養女としてもらったリツの縁組を考えていました…何故こうなる？？？

そして同じく前回最後にGackt景虎を裏切った大熊は武田家へ来ます。

冬が明け、信濃を荒しまわる景虎…第３次川中島らしい…。結局、ナレーションだけでウヤムヤに終わってしまいます…ﾄﾎﾎ。

そして将軍家の和睦勧告があります。これで晴信は信濃守護の職を得ます。それは信濃を脅かす景虎への対抗策になる…しかしながら、あの関東管領の上杉憲政が北条家を討って欲しいがタメ？？？に、何と関東管領＋上杉家を景虎へ譲ります。

そんな中、晴信、原美濃、勘助、真田が出家します。晴信は信玄、勘助は道鬼になりました。これがタイトル『信玄誕生』なんですね。

それでも『少量なら…』とリツに酒を所望する勘助…私も人のこと言えないので（笑）。婿入りと言っていても二人の関係はまだわからないですね。

そして久々登場の平蔵家族…いつの間にか子供達も大きくなってました。
そしてそんな平蔵へ際どい命令を出す宇佐美…

平蔵大丈夫かな？？？ヤバイ予感…。欲を出さなくてもいいのに…。

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風林火山 第４２話

由布姫が亡くなって落胆する勘助。晴信が、『由布との約束』と話をふっても頑として『上洛』とはぐらかす始末…。

結局、旅立ってしまう傷心の勘助。若かりし時に修行した？高野山へ。

一方、越後では豪族同士の争いが起こり、景虎も時を同じくして（笑）出家してしまいます。

そして勘助は見てしまったっ！何故景虎がっ！

もちろん景虎も…何故ここがわかったっ！

…そして剣を交える二人。

高僧・清胤の一喝と諌めで勝負は物言いがつき引き分けでしたが、清胤の言葉には私まで感銘を受けました（笑）。

そして上杉家の直江が迎えに来ます、大熊が謀反を起こしたと…そして裏で手を引いているのは武田晴信…メキメキ闘志を燃やして、盗み聞きしていた勘助に刃を投げたのはお見事っ！引き返していきました。

勘助の心に変化があったのかはわかりませんでしたが帰っていきました。
そしてめでたくリツとの婚儀。新たな摩利支天を渡しますってことは由布姫ばかりかミツのことも気持ちの整理がついたということか？？？

これで腰を落ち着けて川中島へ行くのかなぁ？

今回は、外出中に携帯で鑑賞していたので、決闘シーンはよく見えてません（笑）。川中島でだったらブーイングがきそうなお話ですが…まあ穏便に（笑）。

※携帯で観ていたので分かりにくかったのですが、結婚ではなくて養女として迎えたんですね。大事なところを勘違いして把握していました。

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風林火山 第４１話

とうとうこの日が来たって感じの回でしたね。雪斎の死…いや由布姫の死。

見舞った勘助、改めて勘助がゾッコンなのがわかりますが…そんな勘助に由布姫は妻を娶るように迫ります。現実、山本家の子孫の方もいる訳で…ドラマ上でも由布姫への思いを募らせて独身で終えるというのも無理がありますもんね。

そして木曽へ出兵、何故か由布姫が献策してましたが、まあ最期ですから（笑）。

でもまたまたＧａｃｋｔ景虎登場っ！２回目の川中島の戦い…しかしながら今川家の大原雪斎の仲介で引き上げていきます。

そして舞台は今川家へ。一仕事終えた雪斎の下にいたのは何故か徳川家康？？？（松平元信）がいました。その家康の前で雪斎はこの世を去ります…家康に託して…（見事にその想いは…）。彼の死で今川家の滅亡へのルーレットは誰にも止められなくなりました。

そしていよいよ由布姫の最期…死を知っても確り戦う勘助を見て、ラストまでの川中島の戦いがますます楽しみになりました。

余談になりますが…
新たなスキャンダル発覚か？伝兵衛と真田のくのいち葉月…いい感じになりそう…というよりも今回もＮＨＫらしからぬ葉月のセリフ…葉月のイメージがっ！？（笑）　伝兵衛が口を押さえた気持ちがわかりますね。

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風林火山 第４０話

先週の大勝負を終えて…

予想通り由布姫登場っ！話題は勘助とリツの婚儀…動揺する由布姫…って勘助のことやっぱり好きだったんか？？？

　

でも当の勘助はリツの父である原に詰め寄る始末…（汗）。あれは原も怒ります（笑）。

さらに真田家では、NHKに有るまじき下ネタ…『まさかお主すでに…』って…（笑）。

そんな私事とは別に、Gackt景虎が上洛を果たします。天下号令でないのが謙信（景虎）らしいですね。

そして鬼の居ぬ間に、晴信と勘助は三国同盟の準備に余念がありません。
結局、勘助の献策通りに北条が今川に進軍し、武田も進軍…頭のいい大原雪斎はそれを利用して上洛をしなさいという話に落ち着きました。さすが大原雪斎…というよりもそもそも彼の策なのですが…。
この時の今川氏真…婚儀の話で『それは私にも関係のあることなのか？』って馬鹿丸出し（笑）…まるで三国志の劉備の息子劉禅阿斗と一緒ですね。

…で実際には無かったであろう三人の会談。

　

　武田家（風林火山館）

　

　今川家（駿府城）

　

　北条家（小田原城）

三国の同盟が成立しました。これで今川は滅亡へまっしぐら（このドラマには関係ありませんけど）…いえ、川中島の戦いまっしぐらですね。

そして晴信の愛娘も北条家へ。送り出す三条の方はまさに母でしたね。

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風林火山 第３９話

やっと真の『風林火山』、川中島の戦いが始まりました。

どんどん信濃を制圧するGackt景虎軍…。

景虎の狙いは晴信の首のみ…

勘助は反撃を避けて懐に入れる策を練ります。その場所は、元村上領の坂木。きっかけが村上討伐からだったので自然の流れなんですけど…。

ここからが軍師の戦いっ！

この策略を見破った宇佐美はむしろ晴信のいる深志城へ向かいます。

　

（深志城は今の松本城ですね）

動揺する武田軍…、結局、刈谷原城を捨てることを決めます。

しかしながらここで驚きの展開っ！何と殿（しんがり）を務めた筈の諸角虎定が刈谷原城に籠もってしまいました。

その報を聞いて取り乱す晴信…早く援軍を出すことを懇願する信繁。自ら援軍に向かいます。

そして今回のポイントとなる勘助の夜討ちをかける策、この策で挟撃の策があったと判断する景虎と宇佐美。この機転が諸角の命を助けました。

そして退いた後、諸角と会う晴信。まさか切腹っ！？かと思ったら…『それでも生き恥と申すならば、それを受け入れろっ！それが此度の裁きじゃ～っ！！！』と、最近に無い寛大な処置にビックリ。最近特に悪魔化してましたからね。

でもここで終わらないのが景虎…何と踵（きびす）を返してまた攻めていきます。そして河原で対峙します。そこで何を思ったか、景虎一騎駆けて行きます。

　

（松本市の深志神社にて）

えっこれはあのシーン？？？ってフライングさせるようなダッシュでしたが結局、顔見せで引き上げていきましたとさ。

今回の勘助と宇佐美、まるで五丈原の戦いの孔明と仲達（司馬懿）みたいなやりとりに痺れましたね。

これこそがまさに『風林火山』ですね。

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風林火山 第３８話

とうとう２度も破れた村上義清を討ちます。

勘助得意の調略で村上軍は追い詰められ、Gackt景虎の下へ落ち延びます。

　

その別働隊の姫たちは馬場隊にかち合い、自害します。唯一、ヒサだけは馬場に自害を制されました。

そしてとうとう景虎の川中島出兵が始まります。

　

川中島のプロローグ的な回で、いざまとめるとあっさりした回になってしまいました。あっ高坂弾正が…好青年の噂の高い武将ですけど、能力も高い武将ですから今後活躍してくれることでしょう。

ここからが『風林火山』なんでしょうね。

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風林火山 第３７話

今回は、前半はとうとう関東管領・上杉憲政が越後へ落ちのびるお話。

上杉憲政もついに家老・長野業政の言に従って上杉景虎の下へ落ちのびることを決意します。その時、家臣の妻鹿田の言を聞き、嫡男の竜若丸を置いていってしまいます。

そして越後へ入った上杉憲政、景虎も最高のもてなしで迎えます。

そして早速、上杉憲政は『嫡男の助けに行け』と指示を出しますが、景虎たちは動きません。そして景虎『何故、嫡男を置いてきたか？竜若丸さまはすでにこの世におりません』と一喝。惨めな憲政と対照的にGackt景虎のカッコよさが引き立った場面。

そして場面は竜若丸の最期のシーン。見事な最期で、トンビが鷹を産んだかのような若武者でしたね。そして最期のシーンを演出した北条氏康、やはり今回の大河では氏康は本当に有能な大名として描かれてます。

でも何故かその場面に勘助の姿…

前回、今川家から姫を貰うことを運んだ勘助でしたが、それは計画の一部に過ぎず…狙いは甲相駿三国同盟。本来ならこれは駿河・今川家の軍師大原雪斎の策なんですけどね。まさに主役の特権でしょうね、チビッ子の皆さんは間違って覚えないで欲しいお話です。（いつもながら大河ドラマは影響力が強いので歴史と違う展開はやめるかここまでくると『このドラマはフィクションであり…』って入れるべきですね。）

そして後半は晴信の母・大井夫人の最期です。最期まで晴信と武田家の将来を案じながら亡くなりましたね。まさかその通りになっていくとは…。

来週はとうとう村上が…そしていよいよ…楽しみですね。

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風林火山 ３６話

先週の辛さからようやく開放された今回…

勘助が晴信の新しい側室於琴姫を訪れます。斬るつもりで行きながら…男の性か？いつのまにか柔らかい忠告で終わってしまいます。でも、普通なら『嫡男の太郎の下』って言うべきなんですけどね、『四郎の下』…ってこの矛盾に姫も気付かないスムーズな流れ…素直というのは武器になるってことでしょうか？？？でも結局、お腹の子は姫でした。

今回注目だったのは、やはり今川家との外交。勘助の姫を出すのではなくて姫を貰うという策略…さすが大原雪斎、勘助の策略だったら無意味では？という疑念を持ちます。最近、宇佐美に軍師評を持っていかれてますけど歴史上はこの大原雪斎の軍師評の方がホントは高いですからね。

でも訪れていた武田家の家臣駒井の機転でスムーズに進みます。そしてもう一人この献策が勘助のものだろうと疑ったのが小山田です、さすがです。でももはやどうでもよいようで･･･？？？。

そして全く予期しなかった事態が訪れます。小山田が側室の美瑠姫に殺されます。そして美瑠姫は自らの命も絶ちました。笠原家の血を継ぐわが子を失って恨みが甦ったということでしたがあまりにも唐突過ぎる展開…

タイトルの『宿命の女』って由布姫でも於琴姫でもなく、美瑠姫だったとはっ！！！じゃあ先週のあの話って本当に要らなかったような…と思うのは私だけか…。

次回はかなりの進展があるような雰囲気ですね。

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