風林火山 第４５話

先週の信玄暗殺未遂の後、幽閉されていた寅王丸が今川家へ向けて脱走を試みたことで今川家の謀略ということがより明らかになった今回。

そんな中、ついに今川義元は上洛を決意して織田家の尾張へ攻め込みます。

事前に織田の動きを察知した勘助（史実とはかなり違いますけど…）は今川義元・寿桂尼に会いに駿河へ行きます。そこで、あえて桶狭間から進軍するように義元へけしかけます。

そして義元の本陣は桶狭間へ…そして織田家の攻撃を受けるのですが…いつの間にか（笑）討たれた義元の亡骸に涙する寿桂尼でした…。

…ってあの天下の桶狭間がこんな描き方なんて信じられない…。
誰が主役の大河ドラマでも、信長の前夜からの動き（敦盛を踊ったり、平手を祀った神社をお参りしたり…）、最悪でも少人数で奇襲する場面と今川義元が討ち取られる場面は見せ場なのでしっかり描いていたのに…正直、最悪でした。

ただ、先週の流れでまさか信長に進言に行くんじゃなかろうなとは思っていたのでそこは救われましたけど（笑）。信長一世一代の大勝負を勘助が簡単にさらう展開は信長ファンには納得がいかず、どう思っても行き過ぎかと思いますね。

もういい加減、歴史的な事実に乗っ取って描いて欲しいものです。歴史考察で名を連ねている方々はこんなんでいいのだろうか？？？
ただ、今川の上洛＝天下取りを信玄もよくは思っていなかっただろうなとは思いますけど。

今回は書けば書くほど不満が出るのでここまで。