風林火山 ３６話

先週の辛さからようやく開放された今回…

勘助が晴信の新しい側室於琴姫を訪れます。斬るつもりで行きながら…男の性か？いつのまにか柔らかい忠告で終わってしまいます。でも、普通なら『嫡男の太郎の下』って言うべきなんですけどね、『四郎の下』…ってこの矛盾に姫も気付かないスムーズな流れ…素直というのは武器になるってことでしょうか？？？でも結局、お腹の子は姫でした。

今回注目だったのは、やはり今川家との外交。勘助の姫を出すのではなくて姫を貰うという策略…さすが大原雪斎、勘助の策略だったら無意味では？という疑念を持ちます。最近、宇佐美に軍師評を持っていかれてますけど歴史上はこの大原雪斎の軍師評の方がホントは高いですからね。

でも訪れていた武田家の家臣駒井の機転でスムーズに進みます。そしてもう一人この献策が勘助のものだろうと疑ったのが小山田です、さすがです。でももはやどうでもよいようで･･･？？？。

そして全く予期しなかった事態が訪れます。小山田が側室の美瑠姫に殺されます。そして美瑠姫は自らの命も絶ちました。笠原家の血を継ぐわが子を失って恨みが甦ったということでしたがあまりにも唐突過ぎる展開…

タイトルの『宿命の女』って由布姫でも於琴姫でもなく、美瑠姫だったとはっ！！！じゃあ先週のあの話って本当に要らなかったような…と思うのは私だけか…。

次回はかなりの進展があるような雰囲気ですね。