風林火山 第３９話

やっと真の『風林火山』、川中島の戦いが始まりました。

どんどん信濃を制圧するGackt景虎軍…。

景虎の狙いは晴信の首のみ…

勘助は反撃を避けて懐に入れる策を練ります。その場所は、元村上領の坂木。きっかけが村上討伐からだったので自然の流れなんですけど…。

ここからが軍師の戦いっ！

この策略を見破った宇佐美はむしろ晴信のいる深志城へ向かいます。

　

（深志城は今の松本城ですね）

動揺する武田軍…、結局、刈谷原城を捨てることを決めます。

しかしながらここで驚きの展開っ！何と殿（しんがり）を務めた筈の諸角虎定が刈谷原城に籠もってしまいました。

その報を聞いて取り乱す晴信…早く援軍を出すことを懇願する信繁。自ら援軍に向かいます。

そして今回のポイントとなる勘助の夜討ちをかける策、この策で挟撃の策があったと判断する景虎と宇佐美。この機転が諸角の命を助けました。

そして退いた後、諸角と会う晴信。まさか切腹っ！？かと思ったら…『それでも生き恥と申すならば、それを受け入れろっ！それが此度の裁きじゃ～っ！！！』と、最近に無い寛大な処置にビックリ。最近特に悪魔化してましたからね。

でもここで終わらないのが景虎…何と踵（きびす）を返してまた攻めていきます。そして河原で対峙します。そこで何を思ったか、景虎一騎駆けて行きます。

　

（松本市の深志神社にて）

えっこれはあのシーン？？？ってフライングさせるようなダッシュでしたが結局、顔見せで引き上げていきましたとさ。

今回の勘助と宇佐美、まるで五丈原の戦いの孔明と仲達（司馬懿）みたいなやりとりに痺れましたね。

これこそがまさに『風林火山』ですね。