風林火山 ３５話

今回は予想通りのお話でしたので、手短に…

晴信が新たに於琴姫を側室として、そして由布姫も側室の存在を知り嫉妬の炎を燃やします。

そして四郎を武田家の跡取りとすることを決意（勘助に宣言します）。

そして由布姫が勘助に於琴姫を連れて来いというところで正室三条夫人が『側室は側室』って告げるところは痛快だったっ！

後は内容も無いようなストーリーで記憶にありません。先週がよかったのでガックリです。次回も続くのか…こういう話は来年の『大奥』じゃなくて『篤姫』でやって欲しいですね。

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風林火山 第３４話

越後から開放されて甲斐へ戻ってきた勘助。その席で晴信は砥石崩れの敗戦を自分が悪いと真田幸隆を庇ってました。先週の裏で津田監物に鉄砲を段取りしていた辺りからもかなりの成長ぶりですね。

そして早速勘助が動きます。秘策を幸隆へ授けました。
真田家の主家だった海野家の再興…幸隆が武田についた時のいきさつからは考えられない展開ですが、晴信が婿養子に次男を差し出したのが効いたようで…。

でもその結果を待たずに幸隆の妻忍芽が嫡子と共に村上方の弟常田家へ…。『命を引き換えに』という気持ちに応じてもらえずまさに自害しようとした時…まさか裏切った武将（名前なんだっけ？？？）が脇差を取り押さえるとは…ﾖｶｯﾀ。そして幸隆と川原が登場し、常田も折れます。

そして砥石城攻めですが、何かと活躍するくのいち葉月の言葉に降る砥石城の須田新左衛門、破れた村上は何処へ…。小笠原長時は京へ落ちていきます（実際かなりの放浪人生を送って長生きしたんですよね、今川氏真みたいです）。

結局降った須田は晴信から一字を貰い領地を安堵、そして真田家はついに真田郷全体の領土回復に成功して本懐を果たしました。

　

来週は大奥のようなまたドロドロする気が…。

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風林火山 ３３話

前回の最後、『酒でも飲まぬか、山本勘助』からGackt景虎と宇佐美が一つになる傍ら、絶望の淵に追い遣られる勘助。明暗クッキリでしたね。

そんな中でついに嫡子太郎と晴信との確執が表面化し始めましたね。やはりカエルの子はカエル、血は争えないようです。

そして越後はあっけなく長尾政景が軍門に下り統一されます。残すは勘助の処刑のみ？？？

いよいよ処刑が近づく中、景虎の『我に仕えよ』という言葉に耳を傾けない勘助、その勘助もいよいよ木に括られて『風林火山』の文言の紙を頭上に貼られます。最期かと思ったら…

いきなり津田堅物登場っ！１００挺を届けます。この展開には目が点でしたが、息子や母親から罵倒されてもしっかり晴信は手筈を整えていたということですね。勘助の晴信への忠義も一層強まるというものです。

それにしても義の人、長尾Gackt景虎、あっさり勘助を許す辺りはスケールが違いますね。凡人なら結局殺してますからね。

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風林火山 ３２話

越後へ鉄砲商人として潜入しGackt景虎に謁見した勘助でしたが、１００挺用意できるまでの人質ということで囚われの身となります…

…といってもけっこう高待遇のようにも見えましたね。

そんな中、先週の真田幸隆の策略で戦いが始まった村上方の砥石城攻略、晴信は勘助の言を無視して進めます。

村上方は、敵対していた高梨と密かに盟を結び、戦が長期戦になり、武田軍が疲弊するのを待って背後から討って出ます。この策略を進言したのが平蔵というのが驚きでしたがズバリ的中します。敗走する武田軍、有名な２度目の敗北、砥石崩れです。

その状況を勘助は景虎とともに宇佐美定満邸で報告を受けます。鉄砲１００挺…どうなっちゃうのか気になりますが、やはり動揺する勘助。

そしてその夜、宇佐美がかけた一言…
『酒でも飲まぬか、山本勘助』っ！

結局バレバレだった勘助、次回どうなるのでしょうか？？？そして上杉の軍師宇佐美定満、やはりGackt景虎に劣らぬ切れ者ですね。

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風林火山 ３１話

小笠原長時を破り残すは村上義清との戦い。しかしながら勘助は砥石城へは攻めずに長期戦を望み、流行る真田幸隆を戒めます。そして鉄砲売りに扮して越後へ。

そんな中、真田家のくのいちの葉月から真田家臣に間者がいることを知ります。まさに千載一遇のチャンスっ！討って出なくても向こうから攻めてこさせれば戦になる…という相木の助言もあり一芝居打ちます。

間者の前で古参の武将を間者扱い、殴る蹴るで終いには弟に首をはねさせるように仕向けます。緊張の一瞬、振り下ろした刹那…幸隆が刀を翳して弟の刀を受けます。カッコイイ幸隆、さすがです。

結局兄は幽閉、弟は村上へ走ります。そして間者も村上の下へ…。だいたい『間者いるっ』って時に『そのようなことは…』というヤツほど怪しいものですね。弟の話が事実だと村上へ口添えします。

まさに赤壁の戦いの『苦肉の策』…真田幸隆：周愉、古参の武将と弟：黄蓋（苦肉の策では本人です…）、間者：蔡和・蔡中みたいですね。

こういう策略は真田幸隆らしくって今回の見所でした。

平蔵が反対するも結局、弟の作戦に乗る村上軍、そしてその中には平蔵の許婚？ヒサの父、矢崎。見事討ち取られてしまいました。


そして話は越後へ…いよいよ勘助とGackt景虎の面会。影虎は早くも勘助を幽閉してしまいます。何かを感じ取ったような雰囲気も。
そして『１０丁を１００丁準備しろ』と言います。勘助が最初から１００丁と言わなかったのは流石だなぁと思いました。１００丁と言えば１，０００丁準備しろってなりますからね。

来週、勘助は無事に帰れるのかお楽しみです。

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風林火山 ３０話

今回はいよいよGakct謙信（景虎）が物語の中枢になります。

群雄割拠の越後で長尾家の家督を兄から譲り受けた景虎。

上杉軍の直江一族と共に軍師だった宇佐美がまだ敵対勢力なんですね（まるで織田信長の柴田勝家のようです）。

そんな情勢の中、北条氏康に攻められた関東管領上杉憲政、従っていた長野政業は、長尾景虎へ援軍を依頼します。長尾家を嫌う管領上杉家、警戒する北条家、北条VS景虎も近いということでしょうか。

いっぽう勘助は種子島（鉄砲）を求めて根来寺へ。そこでの問答、甲斐には港（海）が無い…。そこで毎度の今川家頼み…今川義元は嫌々ながらも武田と北条が必要以上に仲良くなることを良しとしないので承知します（寿桂尼に任せます）。どうやら織田、徳川と争っている最中（らしい…ですからね）。まさに群雄割拠、戦国時代を感じる展開です。

そして戻った勘助は晴信へ自分の天下取りの道を語ります。

信濃から越後へ抜ける…そして今川を攻めて南北の海を手にする…。

以前の大河ドラマ『武田信玄』で、今川家へ追い遣られた信虎（晴信の父）が『何故今川を攻めて上洛しない…』と常々、嘆いていましたが、まさに武田家が天下をとれなかったのは勘助のせい？かとふと思ってしまいました。

そんな勘助が鉄砲売りになってGackt景虎に会うようです。楽しみですね。

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風林火山 ２９話

前回、板垣、甘利という重臣２人を亡くした武田軍…

でも退却をしようともしない晴信。まるで２人の想いが伝わっていない状況…。

そんな中、母の大井夫人が文を遣して諌め、退却します。

そして敗北の原因が自分にあるとようやく気付く晴信でした。

この敗北で小笠原・高遠は諏訪へ攻め込みます。

援軍に向かう準備をする武田軍、でも積極的に動きません。

これはまさに相手の油断を作る策略。

そしてこの戦いの先陣を切るのは諏訪勢…亡き板垣の謀を勘助が実践、晴信が書いた諏訪神号旗を作っていたので諏訪勢の気持ちがまとまりました。

武田軍は快勝し、小笠原・高遠軍は殲滅されます。
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」。
板垣の存在に改めて思いをはせる晴信でしたね。

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風林火山 第２８話

とうとう上田原での武田軍ＶＳ村上軍が始まります。

流行る真田を退けて先鋒に指名されたのが今回の主役、甘利と板垣。
すでに死を覚悟している二人です。板垣の勘助への言葉『まことの軍師になれ』…重い一言でした。

まず動いたのが甘利。早速村上へ寝返ります。この時の晴信の憤りは凄かったですね。まさに逆鱗に触れたという感じ。勘助が『策略かもしれない…』と言わなかったら…。しかしながら村上義清へ斬りかかった甘利ですが、平蔵に阻まれ捕らえられてしまいました。そして何とか脱出するも無数の矢に射られてしまいました…。

そしてもう一人の主役の板垣。自陣だけで戦うべく影武者まで準備して決戦を迎えます。囲まれる板垣隊…。自身で救出に出向こうとする晴信と制する勘助。

そして板垣もとうとう馬を下りて戦います。槍で刺されればそれを刀で切り、傷つきながらも敵の足軽を倒していきます。まさに千葉真一さんの世界、彼が板垣役をやったのはこのためだったということでしょう。魅了されました。

しかしながら最期は槍部隊に囲まれて…叫ぶ晴信。私も思わず貰い泣きでした。

来週は武田の逆襲…。そしてこの板垣の勇姿が千葉真一さんの最期になろうとは…

　

　（オリコンより）

　★Ｙａｈｏｏニュース

引退は残念ではありますが、おそらく今回の大河で１，２位を争う見せ場…忘れません。教え子の活躍を期待しましょう。
　
　

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風林火山 第２７話

さあいよいよＶＳ村上編が始まったという感じでしたね。

志賀城を落とした晴信を止めるものはもはや居ないという状況。家臣が諌めますが焼け石に水…。

勘助の『最大の敵はお屋形様の心中にあり』という言葉が全てを象徴していますね。でもその真意が伝わらないのも悲しい限り…驕りとはこういうことか？って典型のようです。

そんな諌めようとしない勘助に怒る甘利…。不協和音漂う武田軍ですね。

そして甘利はついに平蔵使って村上へ降るのか？？？

そんな中、ついに出陣する晴信。

来週は見応えありそうですね。

風林火山 第２６話

信濃の佐久郡、志賀城主笠原清繁が兵を挙げたため、武田家は志賀攻めを開始します。

武田晴信は軍議で山本勘助の調略作戦を退けます。まるで勘助を避けているような展開…。何故？個人的な問題よりも歴史的なあの事件への布石でしょうか？
命令も皆殺しですし…。

そして戦いの中、武田の柏木が村上義清を訪問し、自分がいずれ村上につくが先陣のために共倒れになると援軍を出さないことを進言します。

その相木の謀反に気付く勘助でしたが、実は晴信の調略であることを知らされます。まさに敵を欺くなら味方から…。

そしてそれは何故か間者として武田に戻ってきた平蔵をも欺こうとしています。すでに最初からバレているのに泳がされているのは真田、勘助と旧知の仲だからでしょうか？

ついに勝敗が決しても簡単に降伏させない晴信。討ち取った首を曝し、降伏したものを人身売買…怖い時代です。

家臣の憂いも高まる展開で来週に続きます。

Gackt謙信再登場でしたが、まだまだ本格化せず…。来週以降に期待ですね。

7月6日追記

『Nakazy』さん（お久しぶりですっ！）より『相木』の誤字を指摘されまして修正しました。ありがとうございますっ！

風林火山 第２５話

今回のストーリーは…

すでに勝頼が勘助の息子であることが前提…のお話です。

勘助はとにかく我が子を信濃城主にするために動きます。まず晴信へ寅王丸を除くことを進言、そして今川家へ…。大原雪斎に引き取ってもらうために動きます。ここで今までの今川義元らしからぬ『猫を被った悪党っ！（表現は違いますが意味はこう・笑）』…阿呆なイメージの今川義元が…（驚）。

そしてこの顛末を知った三条の方…晴信を諌め、話は甲斐（武田家）の相続話に移りますが…
晴信曰く『誰に家督を譲るかは我が胸三寸…っ！』…言い切り、ホントに親父の信虎みたいでした。

ちょっと歴史的に外れてきた（原作には忠実なのか？？？）風林火山ですが、来週はまたまたGacktが出てくるみたいですので注目です。

でも勝頼を勘助の子供としてストーリーを進めるなら…『このドラマはフィクションであり…』って表示すべきですね。絶対に謝って覚える小中学生がいる筈です。それくらい大河ドラマ・NHKを信じている国民が多いことを認識すべきでしょう。

風林火山 第２４話

先週種子島（鉄砲）に撃たれて変なアングル（倒れた勘助にスポットライトが当たって隣の真田はいなくなる）で終わったのですが、結局、真田幸隆が助けて無事でした（まあ史実を考えると…）。オープニングの強引な結びつけ（由布姫の子が勘助の子、または生まれ変わりのような演出）に辟易しながらの始まり…Gacktが出てこなければここで見るのを止めちゃうような…もうこういう演出は止めて欲しいっ！

今回は何と言ってもGackt謙信ですね。カッコよかった…。

そして朗報として真田幸隆が武田傘下入りを決意しましたっ！エライっ！
勘助と共に晴信の元へ…。何といきなり最前基地ですが旧領の城主…これにはさすがに感激しますね。（実際に、真田幸隆は勘助が呼び寄せて晴信が重用したのは事実ですからね。←最近、史実とこちらで比較しないと見られなくなってしまった…残念）
そんな中で晴信と板垣の方向性のズレが出てきましたね。これは史実どおり…どっちが悪いのかはわかりませんけど。

来週はどうなるのか？あまり歪曲した流れにして欲しく無いんですけど…。

風林火山 第２３話

風林火山のレビューも引き続きます。

三国同盟がなり、今回は北条家が舞台。武蔵（河越城）で劣勢を強いられていた関東管領の上杉憲政との戦い。ここに何故か（主役だから）援軍で駆けつける山本勘助。

早速上杉家へ浪人として潜入します。真田幸隆を武田に迎えるために。そしてあっさり再会するものの『武田を憎んでいる。降ることはない』と言い切る幸隆。

そんな中、北条氏康の夜襲が開始されました、有名な河越の戦いです。直前に夜襲を知った幸隆に、『絶対に守って連れ申す』という勘助。『武田家の中でこそ信濃に真田家を復興できる』というのはまさに史実どおりではありますけど（笑）。

戦いも決した頃、幸隆も折れるかと思ったら…サプライズっ！まさか勘助が銃弾に倒れます。その後隣にいた筈の幸隆がいなくなる演出と予告で触れないあたりはかなり凝ってますね。

そして何よりも、本編そっちのけで気になるのが予告に…

Gackt登場っ！！！

想像以上にカッコイイっ！主役を食っちゃいますね。来週は見逃せないっ！