新★ぶらり旅XXVIII京都・紅葉の旅23 清涼寺（嵯峨釈迦堂）

さあ今回の『京都・紅葉の旅』は…

　

清涼寺（嵯峨釈迦堂）【Googleﾏｯﾌﾟ】です。ここも宇治の鳳凰堂と同じく『源氏物語』のモデル源融の別荘があった場所です。
そして先日、仁王門に飲酒の車両が突っ込んで大事な文化財の門が壊されたと報道があったお寺です。（その門…撮ってなかった…・悲）。

では例によって紅葉をお楽しみ下さい。

　

　

　

　

そしてこの池にいた…

　

水鳥です。

　

そして通路奥の阿弥陀堂で…

　

写経に挑戦っ！他の方の三倍時間をかけて完成しました（笑）。もともと字が下手なので。…で願い事は…『心願成就』ってだから何だっ？？？ってツッコミが入りそうですね。

そして本堂に戻ると手招きされて…

この本堂に祀られているのは何とお釈迦様（だから嵯峨釈迦堂なんですね）。それもリアルな像…。

説法をしていただいたお坊様が、『皆さんは選ばれた皆さんですよ、今日は実は釈迦像の開帳日、いつも開いている訳ではないんです。しかも今日も多くの方に拝観いただいていますが、このお釈迦様のことを知らずに通り過ぎてしまう方がほとんどです。』…お話を聞いて凄く感動しちゃいましたね。写経をしたからこの場にいたんだろうなぁって思いますし…。

そしてこのお釈迦様のお話、唐の時代にインドへ赴いた三蔵法師（玄奘）がインドからお釈迦様の身体の生き写しの像を持ち帰りました。
そして日本から中国（宋）へ渡った東大寺出身の僧・奝然（ちょうねん）がその像に感銘を受け、同じものを複製してもらい待ち帰りました。それが私の前にあった像。身長から指紋まで…。
もっと驚くのは胴体にフタを見つけて開けたら臓器がしっかりその位置に復元されていて、その当時の中国の貴重な資料も入っていたそうです。

しかも中国にあったものは焼失してしまったそうですから、お釈迦様その人を伝えるのはこの世にこの像しか無いんですね。

そんなお釈迦様の像とそういう謂れを聞けたことは本当によかったです。

　

多宝塔です。

そしてここの名物…

　

　

あぶり餅です。抹茶と共に…ってこの旅で何杯の抹茶を飲んだのかなぁ～（笑）。12本、けっこうボリュームあったけど美味しかったからあっさり完食でした。

次回は久々、世界遺産の登場です。お楽しみにっ！