光市母子殺害事件～集中審理

前回も驚いたこの裁判、今回も…

酷過ぎますね。

ロールプレイングの感覚で物色して『甘えたかった』とかもう飽きれるばかり…

そして今回はどうしようもない弁解の補助に法医学の『大野曜吉』、精神科医の『野田正彰』という二人の教授がそれぞれ答弁しましたが…

大野氏が検察の主張した殺害方法を覆す答弁をしましたが、両手でもスリーパーでも殺したことに変わりは無いでしょう。

野田氏は『事件当時までの人格発達は極めて遅れており、更に母親の自殺で停滞した』と言っているけれども今までの反省のなかった友人への言葉等、確かに幼稚というよりも大ばか者ですが、問えないくらい幼稚だとは到底思えないです。

そして被告と面会した時の話として『ぼくは死刑になっても仕方ない。来世に行って先に（本村洋さんの妻の）弥生さんの夫になる可能性があるが、そうなると洋さんに大変申し訳ない』という話をしたけれども、そんな話をする必要があるのかさえ疑問に思ってしまう。

何よりも野田氏自身が弁護団に強引に担ぎ出されたと述べたように…あくまでも死刑廃止論者の戯言の上に作られた弁護、本人の答弁なので司法はしっかり判断を下して欲しい…

…というよりも、以前にも書きましたが、最高裁が自身で『死刑判決』を下さなかったことが本当に罪なことだと思います。

ここまで弁護団に着色され、玩ばれた被告の心、むしろ死刑が確定した時にどう自分の気持ちを整理できるのかが疑問に思えてなりません。『君は無罪だ、悪くない』って言われ続けて、マインドコントロールされていることは想像に難くないですからね。

本村さんの表現『砂上の楼閣』、まさにその通りですね。９月にまたありますが、本村さんには頑張って欲しいですね。